ルールブック13

6 禁手補則

棋領の禁手

  4 先手劫(センシュゴウ)
 先手が棋領を劫にする指手。
※ この禁手は先手だけに存在し、後手にはありません。
対局中、同一局面が何回も出現して棋領が永久に終わらないことを、劫(ゴウ)といいます。
劫は、先手が回避しなければなりません。対局中、同一局面が4回出現した場合は劫が成立し、先手の負け・後手の勝ちとなります。
ただし、目将を含んでいる劫では、先手・後手に関係なく目将をしている対局者が劫を回避しなければなりません。もし、目将を含んでいる同一局面が4回出現した場合は、目将劫(モクショウゴウ)が成立し、目将をしている対局者が負け・目将をされている対局者が勝ちとなります。


◆ 禁手「先手劫」について補則します。

「目将を含んでいる劫」の定義について説明します。
「目将」と「劫」の関係については次の三種類があります。


 1.連続目将の劫
これは、同一局面の最初と4回目の局面の間で、一方の対局者の指手がすべて目将の場合。
この場合は、先手・後手に関係なく目将をしている対局者が劫を回避しなければ、その対局者が反則負けとなります。
(この場合、将棋では王手をしている対局者が指手を変えなければ反則負けとなります)


 2.目将を含んでいる劫
これは、同一局面の最初と4回目の局面の間で、一方の対局者の指手すべてが目将ではないが、目将の指手も含まれている場合。
この場合も、先手・後手に関係なく目将をしている対局者が劫を回避しなければ、その対局者が反則負けとなります。
(この場合、将棋では千日手引き分け指し直しとなります)

なお、同一局面4回は最初の目将が出現した局面から数えます。このとき、目将ではない同一局面が先に4回出現することもありえますが、目将が出現した時点で、それ以前の同一局面回数はすべて取り消しとなります。


 3.目将を含まない劫
これは、同一局面の最初と4回目の局面の間で、どちらの対局者の指手にも目将が一度も出現しなかった場合。
この場合は、先手が劫を回避しなければ、先手が反則負けとなります。
(この場合、将棋では千日手引き分け指し直しとなります)












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