ラウンジ 7

Intermission


7507.30    利尻礼文国立公園   北海道




「ああ……、休憩室……」










7 or 0


ここに「誕生10000日」の起源について
古い記録が一つある

むかしむかし――、
人類がようやく銀河系内の星々に進出し始めたころ、
近恒星系にいくつかの植民惑星ができた。
いろいろな植民惑星は、さまざまな公転周期をもっていた。
すなわち、一年の長さがそれぞれ異なった。
いろいろな植民惑星は、さまざまな自転周期をもっていた。
すなわち、一日の長さがそれぞれ異なった。

そのころ――、
恒星間を旅行する人々の間では、
一日の長さは、個々の植民惑星の自転にこだわらずに、
一定の標準時間を採用するようになっていった……
(当時、一年の標準時間は統一されなかった――)

人々は、誕生からの時も、標準日齢で数え始め、
「いつしか、10000日目の誕生日は、
 人生のビッグイベントとして祝福するようになった――」
と古い記録にある……

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           喪われた銀河の記録

      古(いにしえ)――
      心ある人々のなかでは
      10000日目の誕生日は
      「精神面での大いなる自立の儀式」
      であったとする伝説が
      長く銀河辺境星域に残っていた……
      とされている――

              ****銀河中央図書館
            三等司書官 ワシングトン・ジョージ

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                 ・

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          女性と男性の****

       もし――
       “ラウンジ 3” の
       《誕生10000日巡礼》 を……
       行える女性がいた―― としたら……

       その方は――
       身体は女性でも
       精神は男性でしょう……

       どうか―― ご安心を……
       そのような女性は
       めったに居りませんから……

               恒星系の意識 ダフネーン

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                 ・

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          犯罪と税金の****

       政府は―― 国民に
       *知らせない*ことがある……

       それは―― 犯罪者に
       巨額の税金が使われることである……

       そして…………

                辺境の住者 フロウター


       …………

       それ程の公金があれば――
       貧しくも善良な 多数の人々が
       社会に貢献するだろう……

       …………

               辺境の瞑想者 フローリス

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                 ・
                 ・

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          後悔と勇気の****
             あるいは――
          挫折と挑戦の****
             もしくは――
             **と**

       …………
       *意見*というものは――
       だれが言うにせよ……
       ホモサピエンスが発したなら――
       それは無知の表明である……

       …………


       ……クリエーター*――

       すでに――
       前に道は無い……
       おのが目指す荒野を――
       ゆくがよい……

       …………

           銀河意志連続体の太司 ゴッホン

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Intermission


8007.23    シカゴ   イリノイ


◆次は、「棋領メモランダム」です◆






  

−休憩07−