
メモランダム 7
5 禁手 「劫」
棋領の禁手 「劫」
4 劫(ゴウ)
対局者が棋領を「劫」にする指手。
※ 対局中、同一局面が何回も出現して棋領が永久に終わらないことを、劫(ゴウ)といいます。
同一局面が1回出現したときを、「劫の発生」と定義します。
同一局面が4回出現したときを、「劫の成立」と定義します。
劫は、発生局面状況により、先手または後手が回避しなければなりません。
対局中、同一局面が4回出現した場合は劫が成立し、先手の負け・後手の勝ち、または先手の勝ち・後手の負けとなり、勝負が決定します。
1.連続目将の劫
これは、同一局面の最初と4回目の局面の間で、一方の対局者の指手がすべて目将の場合。
この場合は、先手・後手に関係なく目将をしている対局者が劫を回避しなければなりません。
もし、連続目将の同一局面が4回出現した場合は、劫が成立し、目将をしている対局者が負け・目将をされている対局者が勝ちとなります。
2.目将を含んでいる劫
これは、同一局面の最初と4回目の局面の間で、一方の対局者の指手すべてが目将ではないが、目将の指手も含まれている場合。
この場合は、先手・後手に関係なく目将をしている対局者が劫を回避しなければなりません。
もし、目将を含んでいる同一局面が4回出現した場合は、劫が成立し、目将をしている対局者が負け・目将をされている対局者が勝ちとなります。
なお、同一局面4回は最初の目将が出現した局面から数えます。このとき、目将ではない同一局面が先に4回出現することもありえますが、目将が最初に出現した時点で、それ以前の同一局面回数はすべて取り消しとなります。
3.目将を含まない劫
これは、同一局面の最初と4回目の局面の間で、どちらの対局者の指手にも目将が一度も出現しなかった場合。
この場合は、「応領の広さ」により先手・後手のどちらかが劫を回避しなければなりません。
A.先応領が後応領より広い場合は、後手が劫を回避しなければなりません。
もし、先応領が後応領より広い局面のとき、劫が成立した場合は、後手の負け・先手の勝ちとなります。
B.後応領が先応領より広い場合は、先手が劫を回避しなければなりません。
もし、後応領が先応領より広い局面のとき、劫が成立した場合は、先手の負け・後手の勝ちとなります。
C.先応領と後応領が同じ広さの場合は、先手が劫を回避しなければなりません。
もし、先応領と後応領が同じ広さの局面のとき、劫が成立した場合は、先手の負け・後手の勝ちとなります。
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−覚書07−
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