手合集 3

対局棋譜

棋領棋譜 1 解説

右天陣戦法 VS 左天陣戦法

 7・▲33白=戦略。フィスト・同進戦法……ピシーズ フォーメーション。

 8・▽37白=戦略。フィスト・同進戦法……ピシーズ フォーメーション。

10・▽56士=作戦。先手のアンタレス(54紅炎)を牽制した手。

11・▲72天=戦略。テンビン・7間天陣戦法……ライブラ フォーメーション。

12・▽78天=戦略。スイヘイ・3間天陣戦法……アクエリアス フォーメーション。先手から時期を見て▲75士と開戦される手を嫌ったようだ。

15・▲44白=作戦。先手はあくまでアンタレスを目指している。

17・▲54紅=戦略。アンタレス・好座領……アンタレス スコーピオアルファ。

19・▲33青=戦術。青江の活用。先手は着々と攻撃の態勢を築いている。

22・▽49将=戦略。カニト・将宮陣……キャンサー パレス。

26・▽86白=作戦。青江の活用をみた手。

27・▲41将=戦略。カニト・将宮陣……キャンサー パレス。

28・▽77青=戦術。青江の活用。

29・▲64白=作戦。先手もさらに右青江の活用を謀って、カリト・好形陣……カシオペア フォーメーションを目指した手。

30・▽85白=好手。今がチャンス。青江が飛ばれてからでは開戦されてしまう。あるいは開戦してから青江が飛ばれてしまう。

31・▲13永=勝負手。攻め合いを目指した手。ここで、▲82天と寄れば▽74白と士元を取られる。普通は、▲73天と受けるところだが、この場合は▽95青がぴったりである。

32・▽83白成=成駒を作って、後手やや優勢。

37・▲35士=作戦。反撃。

38・▽75士=作戦。後手も左翼(後手側から見て)の駒(天陣・永陣・青江・紅炎)をさばきたい。▲35士に付き合ってはいられない。

39・▲同士=暖手。ここは、強く▲36士と勝負したい。

42・▽56紅68=好手。紅炎のサバキ。

44・▽同紅=強手。普通は▽同白と青江の当たりをかわしたいところだが、▲37士打▽同青▲同青成▽同黒となって黒山が上ずるのを嫌ったようだ。

45・▲37青成=疑問手。後手の青江を活用させた。しかし、他の手も難しい。まだ、▲57青成とプレッシャーをかけたほうがよかったか?

50・▽33士打=軽手。ここは先手を取ってさばきたい。

58・▽22白打=好手。▽22黒打もあるが▲31白打でまぎれそう。

59・▲31青打=最強のがんばり。

60・▽42鳳=勝負手。

61・▲同将=必然手。▲同黒は▽63青打▲52将▽62黒打まで詰み。

64・▽22永打=好手。これが詰めろになっている。

65・▲11白打=敗着。詰めろを見落とし。受けるとすれば▲34白打ぐらいだが、たとえば▽44青打▲同士▽同紅とされても次の▽32紅成・▽52紅成・▽63紅打等が受けにくい。

無了図以下=▲41将▽31紅成まで詰み。

総括=先手は、39手目▲同士と応じたのがぬるい手だったようだ。これは結果論で、通常はそんなにぬるい手にはならないはずだ…… それだけ後手がうまく攻めたといえるようだ。
後手には疑問手・悪手がほとんど見られず、さらに遊駒もなく、本局は後手の会心譜といえるかもしれません。


−手合03−