手合集 7

対局棋譜

棋領棋譜 3 解説

左天陣戦法 VS 左天陣戦法

 4・▽78天=戦略。スイヘイ・3間天陣戦法……アクエリアス フォーメーション。

 5・▲42天=戦略。スイヘイ・4間天陣戦法……アクエリアス フォーメーション。

 7・▲72白=作戦。後手からの士元交換を拒否。

10・▽36士=作戦。右翼の青江・紅炎・白風活用のため。

11・▲52黒41=作戦。ここで、▲35士と開戦するのも一局。

17・▲82将=戦略。ラムト・将宮陣……アリエス パレス。

20・▽67白=戦術。白風の活用。

21・▲63白=作戦。後手からの▽65士を警戒。

30・▽87永=戦略。ソリトン・異永陣戦法……スコーピオ フォーメーション。

34・▽56紅68=戦術。紅炎の活用。

35・▲55白=作戦。白風と紅炎の交換に応じるのも一局。

41・▲13紅=戦術。紅炎の活用。

42・▽77青=戦術。青江の活用。

43・▲46士=作戦。開戦。

46・▽65士=作戦。反撃。

47・▲46白=好手。▲46紅ではなく白風で行ったのがうまい手。後将守備の要の黒山をはがすことができた。

53・▲55青=作戦。永陣の活用をみた手。

56・▽46白打=強防手。

57・▲同天=勝負手。

59・▲35士=疑問手。将頭の急所を突いたつもりだが、手抜きされてあまい手となってしまった。ここは▲46同永とすれば、後手の援駒では受けが難しい。または、後手が士元切れなので▲65士とする手もある。

63・▲同永=この局面は、先手の左翼の駒がすべてさばけて優勢なようにもみえる。

66・▽41天打=好手。次の▽84天や▽81黒打を見せつつ、領46を守って▽66青打をねらっている。これで後手優勢。

67・▲71白打=疑問手。ここは難しく本局のキーとなる局面。ふつうは▲71黒打・▲71白打・▲71紅打・▲81黒打・▲81白打・▲81青打のいずれかを選択する局面だが、どれがベストか解らない。
結果論だが、後の展開をみると領63・領83に利かせて▲71紅打・▲81青打がよかったようだ。しかし、そう指せば後手は違った攻め方をしてくるから、また別の棋領になっただろう。
白風を受けたのは、白風が2枚あったから?……

74・▽64士打=好手。ここで天陣が逃げないのはさすがだ。これで一手勝っているようだ。

75・▲36士=やむを得ない手。半分形作り。ここで▲84士と天陣を取っても、一手一手の感じだ。

85・▲63黒=残念な手。ここでは▲84士と天陣を取って後将に詰めろをかけたいところだが、▽72太から先将が詰まされてしまう。

86・▽75紅打=ぴったりした手。この手があるので先手が勝てない。

88・▽83士打=決め手。先手としてはこのあたりが無了の時期だが、ファンサービスのため最後まで指していただきました。

無了図以下=▲64士打▽62黒打まで詰み。

総括=後手の勝因は、60手目▽64士から最後まで「止まらない攻め」を続けたこと。とくに74手目▽64士打はシビレタ手。
先手の敗因は、59手目▲35士を後手に「遅い手」とされてしまったこと。普通なら十分、間に合うはずだが……。


−手合07−